PROPOLIS


プロポリスについて

プロポリスとは

「プロポリス」という名前は、ギリシャ語の「プロ」(前面を)、「ポリス」(都市国家)に由来し、ミツバチの巣を都市に見立て、その前にあって都市を守るということを意味しています。
プロポリスはミツバチが巣を守るために植物の新芽や花粉、樹液等と自身の分泌物(ミツロウや酵素など)と混ぜ合わせて作る樹脂状の物質で、巣の出入口や隙間をふさいで雨風や寒気を防ぐだけでなく、外敵の侵入の防御や雑菌の繁殖抑制などにより巣の中の環境を守っています。ミツバチが自身のための食料として作るローヤルゼリーやハチミツとは全く違う性質のものです。
プロポリスは、桂皮酸誘導体(p-クマル酸、アルテピリンCなど)、フラボノイドをはじめ、有機酸、ビタミン類、ミネラル類、各種アミノ酸などの有用成分を豊富に含んでおり、私たちの健康維持に役立つことが古くから知られています。

プロポリスへのこだわり

プロポリスの品質は、採取地の環境やミツバチの種類、自生する植物種によって大きく左右されます。中でもブラジルで採取されるプロポリスは最高品質ということで注目を集めています。その理由は、周囲の過酷な環境に対し強い抵抗力を持っているアフリカ化ミツバチが生息していることです。また、プロポリスの材料となる薬理効果の高い植物「アレクリン」が多く自生していることです。当社はブラジルでも特に最高級のプロポリスが採れるミナス・ジェライス州に自社養蜂場を設けており、周囲の環境、植物相、蜂の種類など最高のプロポリスがつくられる条件を全て充たしています。また採取時期を限定し、ミツバチや植物に過度な負担をかけないよう工夫をしています。採取されたプロポリス原料のなかでも、厳しい選別基準を満たす最高品質のプロポリス原料だけが鮮度を維持したまま私たちの工場に送られてきます。

  • 自社ブラジル養蜂場の景観

  • アレクリンの新芽をかじるミツバチ

  • 専用巣箱の設置 

  • プロポリスをつくるアフリカ化ミツバチ

  • プロポリスの採取作業

Q&A

プロポリスへのこだわり

プロポリスとはなんですか?

ミツバチが樹木の若芽や樹液などを集めて唾液とともに噛んで樹脂状にしたものがプロポリスです。ミツバチはプロポリスを巣の入口や内面に塗り付けて、外敵の侵入を防ぎます。また植物由来の抗菌作用により、真菌や微生物の成長を阻害することで巣箱の中を清潔な状態に保っています。

抽出方法によって製品の品質に違いがあるのですか?

プロポリスには多種多様な成分が含まれているため、抽出という工程を経て製品になります。抽出とは、混合物から目的の成分を溶かし出して得る方法のことです。プロポリスの抽出方法には、アルコール抽出、水抽出、ミセル化抽出、超臨界抽出などがあり、抽出方法によって同じプロポリスでも溶け出す成分の種類や量が全く異なってきます。ブラジル産プロポリスに含まれる桂皮酸誘導体(p-クマル酸、アルテピリンCなど)やフラボノイドといった成分は水に溶けにくく、エタノール(食用アルコール)に良く溶けます。一方、一部のアミノ酸やビタミン類はエタノールにはほとんど溶けません。これら両方の成分を満遍なく抽出できるのが「水+アルコール抽出法」であり、生薬や漢方薬の抽出方法に基づいています。当社では安全・安心で長い歴史のあるこの方法でエキスを抽出しています。

ブラジル産が良いと聞きましたが、なぜよいのですか?

ブラジルの密林にはバクテリアやウィルスが多く存在しており、それらから巣を守るために、ミツバチはより強力な殺菌力のあるプロポリスをつくって巣箱の環境を守ります。また、ブラジルに自生する薬用植物アレクリンの葉や樹液には抗炎症作用や防腐作用をはじめ様々な効用があり、これらの植物をプロポリスの原料としているからです。
さらにブラジルで展開されている養蜂はアフリカミツバチとヨーロッパミツバチの混合種であるアフリカ化ミツバチが主で、大変凶暴性が強く、且つ大量のプロポリスを集める能力を持っています。これらの条件に恵まれたことによって、ブラジルはプロポリスの一大産地となりました。

アルコールやヤニは体に心配ありませんか?

プロポリスエキスには、食品用のエチルアルコールを使用しています。お酒に含まれているアルコールと同じ成分で、安全性に問題はありません。また通常1日に召し上がるプロポリスエキスに含まれるアルコールの量は、約0.5 mlと微量です。これはビール12 ml、ワイン4 ml程度です。100 mlの水や飲物に混ぜた場合、含まれるアルコールの濃度は約0.3%ですので、一般のドリンク剤と同様で心配は要りませんが、特にアルコールに敏感な方や心配な方は、お医者様に相談してみてください。
アルコール抽出のエキスを水などに混ぜると、表面にヤニ(膜)が出来ます。このヤニにはフラボノイドやアルテピリンC など、水には溶けないプロポリスの有用な成分がたくさん含まれているため、出来ればそのままお召し上がり下さい。召し上がったヤニは、体内の消化酵素で分解されるのでご安心ください。

飲み方について

おいしく効果的に飲むには、どの様な飲み方がありますか?

本品は食品ですのでどのように飲んで頂いても構いませんが、液体の場合は100 ml程度の水やぬるま湯に混ぜてお飲み下さい。牛乳やジュースに入れたり、乳酸菌飲料やスポーツ飲料に入れたりするとおいしくいただけます。匂いが気になる場合は蜂蜜や黒酢を加えると飲みやすくなります。下の図を参考に上手にお召し上がりください。

  • お湯または水

  • ミルク・ジュース等

  • ドリンク剤

  • 乳酸菌飲料

  • コーヒー・紅茶

  • ハードカプセルに入れる方法

プロポリスには液体と粒がありますが、どの位の量をいつ飲めばよいですか?

プロポリスは食品ですから基本的にいつ飲んで頂いても構いません。量については食事と同じで適量には個人差があり、またメーカーによって成分含有量が異なるため、決まったお召し上がりの量はありませんが、当社のエキスでしたら通常1日30~60滴(0.7 ml~1.5 ml)程度を、数回に分けてお召し上がり下さい。ひどくお腹が空いた時には食事をたくさん召し上がるのと同じで、必要を感じた場合は量を増やしていただいてかまいません。適量についての判断は、薬剤師や専門のカウンセラーに相談して頂くか、あるいは少量から始めて量を少しずつ増やしてご自分の適量を見つけて下さい。

病院の薬と一緒に飲んでも良いですか?

病院の治療薬と併用してもかまいませんが、30分~1時間程度間隔をあけてお飲み下さい。心配な方は主治医に相談してください。

コップに付いた汚れが気になります。キレイに落とす良い方法がありますか?

液体タイプの場合、濃度の高いものほどヤニが多くつきます。毎日飲むわけですから、ガラスや湯呑み茶碗など専門の容器を一つ決めておくと良いでしょう。混ぜて飲む場合、水よりお湯、牛乳、ヨーグルト等に溶かすと、ヤニがつきにくくなります。ヤニがどうしても気になる方は、紙コップなどを使うとそのまま廃棄できます。落とし方は、消毒用アルコールを使って拭き取るか、植物系(ヤシ油)の洗剤や漂白剤(塩素系・酸素系)に浸け置きをすると、簡単に落とす事が出来ます。ただしこの場合、材質によってはコップを傷める心配がありますので、取扱いにご注意下さい。
※ご注意:消毒用アルコールや漂白剤は取扱方法を良く読んでから指示に従ってお使い下さい。
 また、ヤニが付きにくい「水分散性プロポリス」もございます。液体になじみやすく、汚れも少なくなります。また、ヤニの中には有用な成分も含まれており、一緒に飲むことが出来るのでロスも少なく効率的でとてもお得で健康的な商品です。ただし成分が濃い製品のため、味は少し刺激的に感じる方が多いようです。よければ是非お試し下さい。

キャップが固まって開けにくいのですが、どうやれば開けやすくなりますか?

エキスが固まってキャップが開けにくくなった場合は、キャップを温めると開けやすくなります。熱すぎないお湯をキャップ部分にかけて、温めてから回してみてください。この際ヤケドをしないようお取扱いには十分に注意し、キャップ部分だけを温めるようにしてください。液体タイプの場合、瓶の口にエキスが付いたままキャップをすると固まってしまいます。使って直ぐであればティッシュ等で拭きとれますが、エキスが固まってしまった場合は、薬局で売っている消毒用アルコールで拭き取ってください。
※ご注意:消毒用アルコールは取扱方法を良く読んでから指示に従ってお使い下さい。

プロポリスの保管はどうすればよいですか?

液体タイプの場合、ガラスの容器であればきちんとフタをして、直射日光、高温多湿を避け、お子様の手の届かない冷暗所に保管して下さい。冷蔵庫に保管する必要はありません。その他の製品の場合は、製品に記載されている保管方法に従って下さい。

成分について

プロポリスのどのような成分が健康に良いのでしょうか?

プロポリスには非常に多くの成分が含まれていますが、その働きの主成分は桂皮酸誘導体やフラボノイド類と言われています。その他にもテルペン類などたくさんの成分が含まれていますが、これらの成分が複合的に働くことで健康維持に役立っていると考えられています。

プロポリスにアレルギーや副作用はありますか?

長い歴史を持つ天然の健康食品で副作用はありませんが、体質に合わない場合もありますから、異常を感じ始めた場合は飲用をやめ、医師や薬剤師、カウンセラー等専門家にご相談ください。また、再開する場合は少量より始めてください。特に蜂や蜂の生産物にアレルギーのある方は、お飲みになる前に必ず医師にご相談ください。